トヨタの産業技術記念館を見学しました。

記念館には豊田佐吉の繊維機械記念館と豊田喜一郎の自動車館があります。佐吉は、ないものから「糸をつむぐ、布を織る技術」を考案し、豊一郎は、あるものから「米国の自動車を手本にした自動車の仕組み、自動車の生産技術」を開発しました。

「ないものから生み出す技術」と「あるものを作る技術」は、「創造と工夫」のチャレンジでは共通するテーマです。

記念館の展示コーナーでは、TWI-JI(仕事の教え方)、TWI-JM(改善の仕方)、TWI-JR(人との接し方)、TWI-JS(安全な作業のやり方)の仕掛けをたっぷり見ることができます。

以前、トヨタの方から、「トヨタではTWIは監督者の昇格必修項目である!」と聞いたことがあります。記念館を訪れてみればなるほど、トヨタのTWIの思想は歴史的にも古く、佐吉と豊一郎の足跡を辿れば一目瞭然であると感じました。

産業技術記念館は見どころがたくさんあり、トヨタのTWIを学ぶことができます。見学は1日では足りません。また訪れたい場所です。